Precious 気になる特集の舞台裏
[Preciousビューティアップ講座]
加齢目元、ほうれい線、二重あご…はここまで引き上がる!
忍び寄る「たるみ顔」に打ち勝つ自力改造計画
![]() 本誌 ビューティー ディレクター 五十嵐 享子 |
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1年前に撮った写真と鏡に映る今の自分を見比べて「ハッ!」とした経験、ありませんか? エイジングトラブルの中でも、老けた印象を最も強調してしまう元凶が「たるみ」です。30代前半から始まり、シミやシワほど自覚症状がないまま密かに進行し、気付いたときには既にかなり重症といったケースも少なくありません。しかも、続々と登場する高機能コスメをもってしても即効性が一番現れにくいのが、このトラブルの厄介なところ。『Precious』では創刊当初から何度となくたるみ対策に取り組んできましたが、今回は今まで以上にトラブルの根本原因に迫る特集を企画。「化粧品に頼るだけでは改善しきれないのでは」という新たな観点に立ち、肌表面からのコスメケアとあわせて、たるみの根源が潜む皮膚内部への働きかけをプラスしたダブルアプローチで切実な悩みを克服する方法を提案しています。
ダブルアプローチのなかでも、皮膚内部からの改善のポイントとなるのが「顔の筋肉」です。身体の筋肉同様、顔の筋肉も放っておくと、年齢とともに柔軟性を失います。固くなった筋肉は、血管を圧迫して血流を低下させ、老廃物を押し流すリンパの循環も悪化させるだけでなく、皮膚の下にある脂肪や肌組織を支えきれなくなってたるみを引き起こします。しかも、顔の筋肉の劣化には、歳を重ねて感情表現が乏しくなることも大きく影響しています。様々な表情を作り出す際は表情筋と呼ばれる顔の筋肉を収縮・拡張していますが、日常的に動かしているのはそのほんの一部。特に、子供の頃のように心から笑ったり泣いたりする機会が減るプレシャス世代は決まった筋肉しか使わなくなり、これがたるみ、さらには顔のゆがみなどの深刻な悩みを誘発しているのです。
とはいえ、人間の身体の中で唯一、歳をとっても鍛え方しだいで若返りが可能なのも筋肉の特徴のひとつ。80歳から始めても遅くないと言われています。特集では皮膚内部からの解決策として、この顔の筋肉を鍛え直すことに着目。たるみの症状ごとに3つのパートに分け、例えば刺激に弱くプロでないと施術が難しい目元は頭皮マッサージなど、自らの手で出来るエクササイズ法を伝授しています。今回ご指導いただいた3人の先生は、『Precious』でお馴染みの美容賢者たちからの評価も高い各分野のスペシャリストばかりですが、この特集に向けて私自身も一般客として再度体験し、確かな手応えを見定めたうえでお願いしています。しかも、今回はプレシャス世代の悩みの症状をお伝えし、忙しくても続けられる3〜5分以内で最も的確にアプローチできるオリジナル・プログラムを考案していただきました。まさに『Precious』読者のための秘法ですから、是非トライしていただき、日々の習慣として「継続は力なり」を実感していただけると嬉しいです。
また、肌表面からの解決策としては、単に表面のキメを整えるだけでなく、奥深く真皮層への働きかけまで視野に入れたパワフル成分配合のコスメを厳選してご紹介しています。さらに、特集内では各パートごとにたるみを増長させるNG習慣を掲載。日常的に陥りやすい誤りを再点検できるようにしているほか、数多く存在する「たるみ改善グッズ」を編集部が実際に使って徹底検証し、「これは!」と感じられた優れもの10品もセレクトしています。まだまだ美への大いなる可能性を秘めているのがプレシャス世代。意識の持ち方しだいで時を巻き戻すことも充分できますから、「もう歳だから」とあきらめず、一番の難関といわれる「たるみ」にも果敢に挑戦していただきたいと思います。

