今月のクローズアップ

Precious 今月のクローズアップ 気になる特集の舞台裏

<綴じ込み特別企画>
キャリア女性に大人気! その秘密に迫ります!

華麗なるOh! タカラヅカ新聞


本誌 編集
古澤 泉
華麗なるOh! タカラヅカ新聞
 

ここ1年ほど、まわりの美容業界やファッション業界関係者の皆さんとの雑談の中で、タカラヅカを観た、観てみたい、という話題をよく聞くようになったんです。それだけでなく、同世代の編集者やライターさんに聞いてみても、実は観劇に行っているという人がとても多くて。自分自身も興味を持って劇場に行ってみたら、観客にプレシャス世代の女性の姿がかなり目立っていることに気付きました。そこで、大人の女性のための、エンターテインメントの新しい提案として、『Precious』でも「タカラヅカ」を紹介する特集を組んでみたいと考えました。

タカラヅカを観に行った女性たちは、皆さん「元気になれる」という感想を口にします。タカラヅカでは、若いときから芸を極めて、極めた先にトップスターの地位があり、また、トップにならなかったとしても、重ねてきたキャリアの厚みが、舞台上できちんと答えになっていく。それは『Precious』が創刊から目指してきたコンセプトと大きく重なる部分があります。40代になると、これまで頑張って働いてきたのだけれど、ふとしたときに「果たしてこれでよかったのだろうか?」とちょっとだけ不安になってしまうことがあるもの。でも、タカラヅカを観ると、積み上げたものの“厚み”は必ずある、それは自分にとって大切なキャリアなんだということを非常に強く感じさせてくれるような気がします。実際に今の芸能界を見ても、今回インタビューに登場していただいた真矢みきさんや、天海祐希さんなど、主役も張れるし脇もできる、40代で花開いている女優の皆さんは宝塚出身者が多い。それはやはり、若いころから積み重ねてきた力があるからこそ、年齢を重ねてもきちんと第一線で活躍できるという証なのだと思います。

また、これは月組トップの瀬奈じゅんさんもテレビで仰っていたことなのですが、タカラヅカのとてもよいところは、お芝居の内容が悲劇だろうと喜劇だろうと、最後は明るく華やかなレビューで終わるところです。「ああ、楽しかった!」という幸せな気持ちのまま快く帰路に着かせてくれます。タカラヅカは働く女性にとって、癒しであり、エールを送ってくれる存在なのです。

この特集では、タカラヅカにまつわるあれこれを新聞形式でまとめました。まだ1回もタカラヅカを観たことがない人でも楽しく読んでいただけるよう、基礎的な部分を中心に構成しています。タカラヅカの素朴な疑問Q&A、歴史年表、2007年後半の公演スケジュールを始め、宙組新トップコンビ、大和悠河さん&陽月華さんの対談や、宝塚OGである真矢みきさんのインタビューを掲載。『Precious』らしく、同世代のキャリア女性がタカラヅカをどう見ているかというインタビューも盛り込みました。いろいろな入り口から、皆さんがタカラヅカへ興味を持っていただけたら嬉しいです。今回の特集でも、まだまだ伝えきれないたくさんの魅力を持っているタカラヅカ。これからも続けて特集できたらいいなと考えています。


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