今月のクローズアップ

Precious 今月のクローズアップ 気になる特集の舞台裏

2007年新春特別企画
精神の平安を満たす! 理屈抜きの感動を呼ぶ! そんな地上の楽園を目指して!
100人が選んだ“死ぬまでに行きたい100の旅”
本誌P299〜P334 (全36ページ)


編集担当
藤田 優
 

新年を迎えるにあたり、今回『Precious』では、“死ぬまでに行きたい100の旅”と題し、読者の皆さんへのアンケートと、自分なりの旅スタイルを持っている著名人やプレシャスキャリアの皆さんに意見をお聞きし、100者100通りの旅プランをご紹介する特集を企画しました。

旅慣れたプレシャス世代の女性にとって、旅の目的は若いころのそれとは違い、もっと自分の主観に立ったものであるはず。「流行っているから」「人気だから」という理由ではなく、各個人の“自分だけの旅の目的”をフィーチャーすることで、これまでにないとっておきの旅のプランが生まれてくるのではないかと考えました。 皆さんの意見を集計していく中で感じたのは、プレシャス世代の女性は、旅に対して、物質的なものではなく、精神的な価値に重きを置いているということ。旅の目的地はあるけれど、そこで自分がどう感じるか、何を思うのかを知りたいという気持ちが強いようです。たとえば、記事内にも掲載されていますが、「山」や「列車」の旅という意見を多数の方から挙げていただきました。“旅の道中”自体が旅の目的、という回答が多かったのには、私自身も驚きでした。

また、「世界遺産」という意見も多くいただきました。特に支持が厚かったのが、遺跡などの文化遺産の数々です。世界遺産は、長い時間をかけて人々の英知が結集したもの。名品を好むプレシャス世代ならではの視点がその旅の嗜好にもあらわれているように思います。

今回、この特集を組むにあたって、撮り下ろしを始め、各界で活躍されている写真家の皆さんにご協力をいただき、世界中のありとあらゆる場所の美しい写真を集めました。特集の冒頭では、人気エッセイスト・酒井順子さんによる、列車でゆくチベットの旅レポートを掲載。推薦者ひとりひとりの旅の視点もとても面白いですし、旅心を誘われる写真とともに、ゆっくり時間をかけて、100の旅プランを楽しみながら読んでいただけたらと思います。


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