Precious 今月のクローズアップ 気になる特集の舞台裏
<ファッション特集>
幸福感と女らしいたおやかさが着こなしセンスを決定付ける!
今、私たちに必要なのは“かっこいいのにかわいい”着こなしオーラ
本誌P48〜P85
![]() 編集担当 喜多 容子 本誌エディトリアル ・ ディレクター |
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先シーズンから今年の春夏にかけて、フリルや花のモチーフの刺繍がほどこされているものや、ふんわり、はんなりとしたラインのスカートなど、どこかに“かわいい”ニュアンスのあるファッションが流行です。毎月の「好きなコーディネート」読者アンケートでも、その投票理由として「かわいく見える」という意見が「かっこいい」や「知的に見える」といった要素と同じくらいのウエイトを占めるほど、「かわいさ」というのは私たちにとって重要なキーワードとなってきているのです。でも、仕事をしながら自分のスタイルを確立してきたプレシャス世代の女性たちが慣れ親しんできたのは、“シンプルでかっこいい”イメージのスタイル。そこへ急にふんわりしたスカートやフリルなどの“かわいい”要素を取り入れるのには、抵抗があるのもまた事実です。そこで今回この特集では、プレシャス世代にとって馴染みのある辛口のスタイルをベースに、かわいいニュアンスを上手に取り入れて、「かっこいい」だけではできなかった、大人の女性のたおやかさや幸福感を表現した初夏の着こなしをご紹介しています。
そもそも「かっこいい」「かわいい」というそれぞれの感覚は、個人によって基準がぜんぜん違うもの。だから、それをルールだて、具体的にわかりやすく表現していくことにとても苦労しました。ごくごくシンプルでシックな色味のスタイルに何を加えていったらどうなるのか、全体が辛口のところに甘いアイテムをこんなふうに足していったらどうか、色味でかわいさを取り入れたら・・・など、ミックス技をいろいろと試しながら、いちからコーディネートをつくり上げていきました。その中で気づいたのは、やはり甘口、辛口で分けていても、合わせるアイテムはどこかに両方の要素が入っているものにしていかないと難しいということ。たとえば、全体が甘めのスタイルにいきなりハードなクロコの辛口バッグを合わせてもしっくりきませんが、同じクロコでも小ぶりなかわいいニュアンスがあるものなら、素材の辛口感がちょうどいい具合に効いてくれます。
“いくつになってもかわいい女”でいることはとてもいいことだと思います。年齢も年齢なんだからかわいいものなんて ・・・と思わずに、自分が「かわいい!」と思ったものを上手に自分のスタイルに溶け込ませていけば、おしゃれの幅がもっと広がっていきます。この特集で、尻込みせずにぜひ「かっこいいのにかわいい」スタイルにチャレンジしてみてください。


