今月のクローズアップ

Precious 今月のクローズアップ 気になる特集の舞台裏

<ファッション特集>大人のきちんと感と若々しいセンスを共に満たす
だれも教えてくれなかった 本当にかっこいいジャケットスタイル研究
本誌P50〜P79


編集担当
喜多 容子
本誌エディトリアル
・ ディレクター

 

当初、編集部では「働いている女性=ジャケットという時代じゃないし、プレシャス世代はジャケット離れが進んでいるんじゃないか」と思い込んでいました。でも実際に読者の方々にお話を聞いてみると、ジャケット率がまだまだとても多いことに気づかされたんです。30代のころのように、真面目にカッチリ着ると古臭く見えるし、かといってジャケットにTシャツ+ジーンズというシンプルなカジュアルダウンも、この世代になると野暮ったく見えてしまう。じゃあ、プレシャス世代のカッコいいジャケットスタイルってどんなものだろう? そんなところからこの特集は生まれました。

今回は“今年はどんなジャケットを着たらいいか”というジャケット選びではなく、“どんなふうにジャケットを着こなしたらよいか”というコーディネートに重きを置いています。スタイリストや読者の皆さんと話をしながら、「いかにジャケットをカジュアルに着崩すか」を目標に、様々なスタイルを提案してみました。ジャケットさえ着れば大丈夫、と思っている人もいるでしょうけれど、ジャケットをおしゃれに着こなすのは実は意外に難しいんです。でも、コーディネートを変化させることで非常に着映えのするアイテムになることもたしか。今回選んでいるジャケットはごくシンプルなものが多いのですが、たとえばジュエリーを重ねづけしてVゾーンをうめてみたり、小物にこだわってみたりと、本当にちょっとしたひと工夫で、カジュアルにかっこよく着ることができるというのは、私も目からウロコでした。

 さまざまなジャケットのコーディネートを見ていただきたいのはもちろんですが、写真にもちょっと注目してください。実は、今回のロケ写真はすべてオーストラリアで撮影をしたものなんです。海の青さや緑の濃さ、日差しの暖かさ・・・ラグジュアリーなここちよい空間をいかに表現するかということを考えて撮っています。いつもこの時期のロケは、寒い中で薄着をしなければならないモデルさんたちにとっては地獄といってもいいくらいなんですが、オーストラリアはちょうど季節が逆。非常に気持ちのよい柔らかい表情で、ジャケットを着こなしてくれました。この特集で、マンネリ化しがち、地味になりがちなジャケットスタイルをぜひ見直して、大人の女性ならではの“かっこいい”着こなしをマスターしていただけたらと思います。


小学館のプライバシーステートメント ◆ Privacy pollicy

©Shogakukan Inc. 2009 All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.
掲載の記事・写真・イラスト等のすべてのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。