Precious プレシャス

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気になる特集の舞台裏

<Natural Precious>
森へ、山へ…

自然の中で過ごす豊かな時間のための8つのアプローチ


編集担当
喜多 容子
本誌
エディトリアル・
ディレクター

サマーバケーションの季節を迎える今月号では、森や山へ出かけ、緑豊かな自然の中で過ごすひとときに注目しました。アウトドアというと、プレシャス世代には少々縁遠いイメージがあるかもしれませんが、実はこの世代でも静かなブーム。本誌でお世話になっているモデルやブランドのPRの方など、普段とてもエレガントで都会的な女性たちが積極的にアウトドアを楽しまれている様子をたびたび耳にし、その人気をひしひしと感じていました。とはいえ、『Precious』読者のなかには、「あまりハードなのはどうも・・・」と二の足を踏む方もいらっしゃるかもしれません。また、本格的な山歩きとなると、それなりの装備や知識が必須。ともすると、敷居が高いと敬遠してしまいがちです。そこで、この特集では自分に合うアウトドアの楽しみ方の入り口として、ビギナーが無理なく自然の心地よさを堪能できることを重視。これまでホテルのテラスや車の中から眺めていた森や山へ1歩足を踏み入れ、「まずは1時間歩いてみては?」というスタンスでアウトドアライフを始める提案を行っています。

こうしたアウトドアへのアプローチの仕方として、特集では8つのテーマを設定。ラグジュアリーな時間を満喫しながら自然も楽しめる高原リゾートホテル主催の散策ツアーや、私たちが実際に足を運び、食事もサービスも豊かな緑に包まれた心地よさも確か!と確信した選りすぐりの森の中のレストランなどをご紹介しています。また、アウトドアでもおしゃれでいたいのがプレシャス世代。機能性とファッション性を兼ねそなえた大人のためのアウトドアスタイルや、アウトドアの名品小物もご覧いただけるようにしました。アイテム選びのために、アウトドアショップに何軒も下見に行ったのですが、日ごろあまり目にすることのないグッズの数々は新鮮で興味深いものばかり!昔ながらの知恵や最新の機能を備えたもの、普段使いしたくなるような素敵なものも多く、思わずテンションが上がりました(笑)。こんないつもと違う刺激を受けられるのも、アウトドアライフの魅力のひとつかもしれません。

また、誌面からも自然の魅力を感じ取っていただけるよう、特集内には森のさまざまな表情を切り取った写真を多数掲載しています。ロケハンを行ったゴールデンウィークのころは山にまだ雪が残り、木々もほとんど枯れた状態だったのですが、撮影の直前に新緑がいっせいに芽吹き、まさに絶好のタイミング!しかも、心配された天気も撮影当日は前日までの雨が嘘のように上がり、レンズを向けた途端、美しい一筋の光が差し込んだり、それまでざわついていた池の水面がピタッと静寂に包まれ鏡面のように周りの景色を写し出したりと、スタッフ一同、「奇跡じゃない!?」と興奮して撮影を進めていました。ページをめくりながら、こんな緑輝く写真もお楽しみいただければと思います。

この特集の影響を受けて、つい先日、私も1時間ほど森の中を歩いたのですが、本当に気持ちがよく、力強く生い茂る植物の生命力や、幾通りもの緑に彩られた自然の美しさに感動し、元気をもらいました。「オフはのんびり体を休めて」という過ごし方もよいですが、「自然に触れる行動を起こし、新鮮な刺激でエネルギーをチャージ」というのも、とても素敵な充電方法だと思います。今回の特集は、『Natural Precious 8月号』と銘打ち、初の試みとして、『Precious』の中のもう1冊の雑誌といったスタイルにしてみました。この企画が好評を得て、第2弾、3弾…と続くといいな…と思っています。

 

 

 


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