Precious プレシャス

マダム犬走の「ひとめ惚れ!ものがたり」マダム犬走の「ひとめ惚れ!ものがたり」

ファッションへのこだわりはもちろんのこと、美容情報からおいしいスイーツまで、幅広いジャンルに鋭いアンテナを張り巡らしている犬走さんが、心ひかれる逸品や、注目アイテムをご紹介します。今回は、大阪産の名品『和洋』です。

Vol.23 大阪産の名品『和洋』

 「『Precious』12月号(11月7日発売予定)の関西特集の撮影で大阪に出かけた際、ちょっと足を伸ばして、住吉大社の近くにある菓子店“粟玄”を訪ねました。こちらは、60年以上にわたっておこしをつくり続けているおこし専門店なのですが、なかでも『和洋』という、斬新なアイディアでつくられたオリジナルのお菓子が絶品! お友達からいただいてすっかり虜になり、『大阪のこの店でしか手に入らない』と教えていただき、ぜひお店に伺ってみたいと思っていたんです」

 この『和洋』は、“和”の菓子づくりの技法と“洋”の素材の和洋折衷から生まれた干菓子(乾燥させた和菓子)。「ローストしたアーモンドにおこしの生地を合わせ、コーヒーと生クリームでつくられた飴をかけて、おこしと同じ手法で仕上げられています。口に運ぶとふんわり広がる、コーヒーの味わい深い苦み…。カリッと香ばしいアーモンドの歯ごたえと、サクサクしたおこしの食感…。たまりません! コーヒーにもお抹茶にも合う、まさに“和”でも“洋”でも楽しめるお味なんです。甘さも程よい加減なので、差し入れで持って行った撮影現場では、甘いものが苦手な男性たちにも大人気でした」

 趣きのある『和洋』のパッケージも、犬走さんのお気に入り。「美しい和紙を使い、ひとつひとつ人の手でていねいに包まれています。和紙はほっと心を和ませてくれますし、撮影現場への差し入れはなるべく手を汚さずにいただけ、その場で食べられない方にはバッグにそのまま入れて持ち帰っていただけるものを選びたいと思っているので、とても重宝しています。実は、この店のお菓子のパッケージは、二代目のご主人が自らデザインを手がけていらっしゃるんだとか! 包装にまでとことんこだわり、手間暇をかけて大切に手包みされているあたりに、ご主人のお菓子への深い愛情と優しさを感じます」

 こうしたご主人のひたむきな思いは、大阪でしか手に入らないことにも表れています。「製造や販売の手を広げすぎて、目が行き届かなくなったり、価格を上げざるを得なくなるようなことはしたくないというのが、ご主人の揺るぎない信条。このため、大阪の自分たちの店でしか扱わないようにしているのだそうです。こんな真摯な姿勢も、とても素敵だと思います」

[更新日時 2012.10.12]

 

電子雑誌版Precious Precious スマートフォンサイトへ LINE Precious公式アカウント MEN'S Precious
 

小学館雑誌定期購読小学館のプライバシーステートメント広告掲載について

© Shogakukan Inc. 2016 All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.
掲載の記事・写真・イラスト等のすべてのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。