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孝美的買い物指南「暮らしにひとつ、私のお気に入り」孝美的買い物指南「暮らしにひとつ、私のお気に入り」

本誌でおなじみの松本孝美さんが、毎月手に入れた小物や食材など「お気に入りのお買い物」を公開! Vol.142は茶香炉です。

撮影・文/松本孝美Vol.142 茶香炉

 6月になると湿度が高くなり、部屋の中が蒸していつものお気に入りの香りにも少し違和感を覚える日が多くなります。そんな時は爽やかな柑橘系や清涼感があるハーブの香りのルームフレグランスやアロマが活躍していたのですが、今年は「茶香炉」を買ってみました。というのも、ある方の仕事場におじゃました時にとても香ばしくて爽やかな香りがして、これはなんだろうと部屋の中を探したらお茶の葉を焚いていらしたのです。その香りがとっても気持ち良くて、近くに寄って何回も深呼吸してしまいました!

 そういえば、子供の頃は街中にけっこうお茶屋さんがあって、その前を通ると良い香りがしていたものです。夏は店舗の前でグリーンティーを作っていて、容器の中で噴水のように噴き出す色鮮やかなグリーンを見ているだけでも涼やかさが感じられました。実際に飲むとわりと甘かったんですけど(笑)。今、海外で売っているグリーンティーと表示がある飲料水はあのイメージに近いかも?

 お茶の葉を焚いている道具はアロマポットに似ていて、その時初めて「茶香炉」というものがあるのを知りました。その方はランプもつく電気タイプを使用されていて、早速私も欲しくなり売っていそうなところを探したのですが見つからず、結局ネット通販で探し出して買ったのがこの耐熱ガラス製でキャンドルを使用するタイプの「茶香炉」です。見た目も涼やかで夏にぴったりだし、各パーツに分かれているのでお手入れもしやすいところが気に入りました。

 使い方は、キャンドルカップに入れたキャンドルに火をつけて本体の風防をかぶせ、1〜2つかみの煎茶の葉をのせた小皿を置くだけ。すぐに良い香りが〜。時間が経つと茶色くなってくるので、それをほうじ茶として飲むことが出来ます。美味しくないなと感じていれなくなったお茶の葉も、こうすれば有効活用出来ます。良い香りを楽しむだけでなくほうじ茶として飲めて、また、魚や肉を焼いたあとの部屋にこもった匂いも取り除いてくれる消臭効果もあり、活躍するのは暑い時期だけではないようですね。ほうじ茶としても飲めますが、安いお茶を買って「茶香炉」専用にしても良いと思います。

 アールグレイの茶葉も焚いてみましたが、フルーティでちょっとエキゾティックな香りが気分転換に良いかも。いただきもので好みでなかった紅茶も香りは楽しめそうですね。アロマポットでも代用できるので、お持ちの方はぜひ試しを! 熱の伝わり方により香りも違ってくるようなので、危なくない範囲でキャンドルの高さを調節してみて下さい。爽やかなお茶の香りはリフレッシュ効果抜群です。

 約12年続いたこのコラムも今回で最終回となりました。当初、お気に入りをご紹介するとしてもそんなにあるのかな? と不安でしたが、なんと142回=142個になりました! 私の偏愛お気に入りコラムに長きにわたりおつき合い下さった皆様、本当にありがとうございました。体力は衰えても、物欲はまだまだ衰えていません(笑) またどこかでお会いできた際には、あら順調に増えてる! と、安心(心配?)してまたおつき合い下さいませ!

[更新日時 2017.6.7]

 

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