Precious プレシャス

孝美的買い物指南「暮らしにひとつ、私のお気に入り」孝美的買い物指南「暮らしにひとつ、私のお気に入り」

本誌でおなじみの松本孝美さんが、毎月手に入れた小物や食材など「お気に入りのお買い物」を公開! Vol.140は桜の塩漬けです。

撮影・文/松本孝美Vol.140 桜の塩漬け

 今年の桜、皆さま楽しまれましたでしょうか? 場所によってはこれからお楽しみの方もいらっしゃいますね。最近は春がまだ来ないうちから、桜のアレンジをした華やかなお菓子や料理が多いこと! 年々バリエーション豊かになっているように思います。そんな中でも一番使われているのは「桜の塩漬け」。普段は製菓材料コーナーにありますが、今の時期はお茶の売り場でも目にすることも多いですね。家で使うのなら定番は簡単に桜茶やくず湯、おにぎりなどですが、今回はそれ以外の使い方を考えてみました。

 まずは塩抜きして水気を切ってから冷たいドリンクに。これは麹だけで作られた甘酒を炭酸水で割っています。冷した甘酒だけでも美味しいのですが、暑くなってくると炭酸で割って甘さを控えめにした方がすっきりと飲みやすくなります。さらにレモンを絞って爽やかさもプラス。甘酒と炭酸水の分量はお好みですが半々くらいから試してみて下さい。今回はフワッと開いた「桜の塩漬け」が春らしいアクセントになるように浮かべてみましたが、桜の香りが良いので甘酒にしばらく浸しておいてもいいのかも? そして浸す時間によってはほんのりピンクになるかも? これは早速してみなければ!

 次はインスタグラム(t_mimi1414)でアップした桜模様の卵焼き。実は「桜の塩漬け」を塩代わりにそのまま刻んで混ぜて焼けば、桜の花びらを散りばめたように出来上がるかな?と思ったのですが、混ぜている段階でまったくピンク色が出てこず! 塩は良い感じで効いていましたが(笑)。そこで急いで流水で軽く塩抜きして水気を切った状態の桜を最後のひと巻きの直前にのせたのです。写真は卵の黄色に淡いピンク色が良く映えてきれいなのですが、卵液に混ぜた方は時間と共にどんどん黒ずんできてドット模様のように・・・。最初からのせるだけにすれば良かった!

 そして、刻んで塩代わり、しかもきれいな使い方はこの二点です。鮮やかな葉ものは高菜です。生の高菜をいただいたのですが、実際に見るのは初めて。濃いグリーンに紫や赤が混じった葉はまるで西洋野菜のようで、小さく高菜と書かれたラベルを見てびっくり。軽く茹でただけの状態で器に盛り、塩漬けを上から散らしただけです。ほろ苦くて甘さもあり、しっかりと味がある高菜にはこのシンプルさがぴったりでした。ちょっとオイルをまわしかけても良いと思います。

 アイスクリームにはピスタチオを一緒にトッピングして、春らしくてかわいい“桜しおアイス”に。ふんわりと桜の香りも楽しめて、これもなかなかイケます! 他にも、グリル野菜やお肉のつけ塩、サラダやパスタのトッピングなど、刻んだ「桜の塩漬け」はいろいろ使えて便利です。

 買ってはみたものの、一回使って一年くらい冷蔵庫に眠らしている方も多いはず・・・。私のことです(笑)。塩抜きするだけ、刻むだけ。ぜひ使ってみて下さい!

[更新日時 2017.4.7]

 

電子雑誌版Precious Precious スマートフォンサイトへ LINE Precious公式アカウント MEN'S Precious
 

小学館雑誌定期購読小学館のプライバシーステートメント広告掲載について

© Shogakukan Inc. 2016 All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.
掲載の記事・写真・イラスト等のすべてのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。