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孝美的買い物指南「暮らしにひとつ、私のお気に入り」

本誌連載記事「松本孝美の今日もお出かけ、着物日和」で、素敵な着物姿を見せてくれている孝美さん。このホームページの連載では、毎月手に入れた小物や食材など「お気に入りのお買い物」を公開! Vol.38はモロッコ製の銀のトレーです。

撮影・文/松本孝美Vol.38 モロッコ製の銀のトレー

エキゾチックな花模様が美しい。

 またまた、トレーを買ってしまいました。先月号でも京都で買った銀製のトレーが登場したばかりなのに・・・。好きなんですよ、お盆、トレー、足つき膳。以前、タイ製のカントークという漆塗りの足つき膳もご紹介しましたが、なぜかアジアや中近東風に惹かれます。

 このシルバーのトレーはモロッコ製です。一応足がついているのでトレーと足つき膳の 中間?といったところでしょうか。買ったのは、インテリアショップではなくセレクトショップです。今は洋服、雑貨と区別なく置いているお店が多いのですが結構インテリア雑貨はディスプレーのみだったりして、あー残念!ステキなのになぁ・・・とガッカリ率も高いのです。今回のトレーはあるセレクトショップのウインドーを通りがかった際に見つけたものです。モロッコ風にアレンジされたウインドーにシルバーのトレーが十数枚重ねられており、またディスプレーだけかな?と思いつつ店内へ入りました。中で見ると、そのコーナーがとっても素敵で今になって写真を撮らなかったことを後悔。期待はしないで(でも絶対に欲しいんです!って顔をしていたと思う)店員さんに聞いてみると、あっさりと商品ですとのお答え。あぁ良かったと安心して次は値段を質問。答えは一万円以内。これが安いのか高いのかはわからないけど、今逃したら今度いつめぐり会えるのかもわからない・・・。という勝手な理屈で購入決定。十枚以上あるトレーを一枚ずつ見せてもらった中からこれを選びました。

 キャンドルを置いてもいいし、花台にしてもいいかなと考えながら家に持ち帰ったのですが、今のところは新聞置きになっています。意気込んで買ったわりには、なんだか色気がない・・・。

新聞&雑誌置き場として活躍。
そこでモロッコ、モロッコと考えて思い出したのがミントティーです。以前、ドリス・ヴァン・ノッテンのプレスルームにおじゃました時にとても美味しいミントティーをいただいたのを今でも覚えていたのです。作り方を調べてみたところ、意外にも本場モロッコでは中国の緑茶を使うのですね。少量の熱湯で茶葉を蒸らしたポットの中にスペアミントをたっぷり入れて再度蒸らしてから砂糖を加え、お湯を注いで数分待って出来上がりです。そう言えば、いただいたミントティーは甘かったな。でも夏の暑い時期におじゃましたので、飲んでホッとして同行のスタイリストさんと美味しいねと言い合ったのを思い出しました。暑い砂漠では、砂糖を摂って体力回復させるんですね。

手持ちのモロッコグラスにミントティーを入れて。

 うちでもミントティー作ってみました。といっても手抜きです。中国緑茶がないのでいつも飲んでいる紅茶をミントをちぎって入れたポットに注いだだけ。そして砂糖のかわりにメイプルシロップにしてみました。でも、飲んでみると何か物足りないんですよね・・・。メイプルシロップだからあっさりしすぎたかな?やはり、砂糖が一番しっくりくるんですね。しかも暑い時にジャリジャリとスプーンで砂糖を混ぜながら飲むのが美味しそうです。

 手持ちのモロッコグラスは、やはりシルバーのトレーにぴったりでした。グラスの色や紅茶の色がトレーに映り、とてもきれいです。花台に使う時も、色のついたガラス製のフラワーベースを置けばいいんだなぁと、あっさり気味なミントティーを飲みながら考えました。


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