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孝美的買い物指南「暮らしにひとつ、私のお気に入り」

本誌連載記事「松本孝美の今日もお出かけ、着物日和」で、素敵な着物姿を見せてくれている孝美さん。このホームページの連載では、毎月手に入れた小物や食材など「お気に入りのお買い物」を公開! Vol.36は『ただやす』の浅漬け水茄子太郎と朝採り水茄子です。

撮影・文/松本孝美Vol.36 『ただやす』の浅漬け水茄子太郎と朝採り水茄子

これが浅漬け水茄子太郎と生水茄子。

 暑くなってくると食べたくなるもの・・・“はもすき”“半田そうめん”“水茄子”、これが今のところベスト3でしょうか。どれも若いときはそれほど好きでもなかったのですが、ここ4〜5年でこれらの美味しさに目覚めてしまったようです。不思議なことにこれ以外にも好きなものって、ほとんど関西圏のものということに気が付き、歳をとるほどに関西生まれのDNAがより主張してくるのかなぁと、ちょっと考えたりしています。

 今回ご紹介するのは、大阪泉州『ただやす』の浅漬け水茄子太郎と朝採り水茄子。朝漬けは注文が入ってから水茄子を朝採りして、糠に漬けるのでとっても新鮮な状態で送られてきます。到着した日から6日間、少しずつ違う漬かり具合を味わえるのがまた楽しい!
また、水茄子をとり出したあとの糠も塩を足して再利用できるというのも嬉しいです。泉州名産の水茄子は皮が薄くてやわらかく、果肉にも水分がたっぷりです。朝採りの水茄子を半分に割るとジュワッと水分が浮いてくるのがわかります。そのまま食べるとまるでフルーツ! ほんのり甘くて目隠しして食べたら茄子とは気が付かないのでは?と思うくらいです。

浅漬け水茄子をイタリアンにアレンジ!

 浅漬けは、オーソドックスに醤油を少し垂らして食べるのが美味しいですが、意外にチーズと合うかもと思い、イタリアン風にルッコラとトマト、モッツァレラチーズにニンニク入りオリーブオイル(前々回紹介した作り置き)と塩コショウで味付けしてみたら、これがナイスアイデアでした。言わなければ浅漬けとは思いつかないかも。発酵したもの同士合うのかな?

 朝採りの水茄子は、到着して二日目までは野菜スティックのように生のままポリポリ。あっさりとおろしポン酢につけて食べても美味しそうですが、浅漬けが意外にもオリーブオイルと好相性だったのでこちらはごま油と塩で食べてみました。これもイケます。お酒のおつまみにいいですよ。つけるオイルやソースを工夫すればオードブルにもなりますね。生ハムにも合いそうです。そして日にちが経ったら炒め物に。

夏の定番料理、「茄子とピーマンの鍋しぎ」
ウチで一番作るのは茄子とピーマンの鍋しぎ。味噌、酒、砂糖、白ごまで味つけするだけなのでとっても簡単です。はじめに、暑くなると半田そうめんも食べたくなると書いていますが、そうめんの付け合せにも茄子は美味しいのです。茄子とししとうを赤唐辛子を加えたごま油で炒めて白ごまを多めに振りかけるだけなのですが、そうめんと一緒につゆにつけて食べると、とーっても美味しいのです。暑い時期はできるだけ短時間で調理できるものがいいですよね。この水茄子は生でも食べられる新鮮さなので、少しの調理時間でOKです。しかも、瑞々しくて水分が多いのに歯ごたえは良いのです。炒めてもフニャッとならないのが不思議。

 この夏、何度リピートしてしまうかな? ネット販売もしているので浅漬けはもちろん、生の水茄子をまだ食べたことがない方、ぜひ一度味わってみてください。


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