本誌連載記事「松本孝美の今日もお出かけ、着物日和」で、素敵な着物姿を見せてくれている孝美さん。このホームページの連載では、毎月手に入れた小物や食材など「お気に入りのお買い物」を公開!Vol.30は『桃林堂』の“寿菓”と“まんさく”です。
撮影・文/松本孝美Vol.30 『桃林堂』の“寿菓”と“まんさく”
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冷たーい風が吹く日がまだまだ続きそうですね・・・。二月、暦の上では春になっても、本当に実感できるのはまだまだ先。ショップのウインドーはもうすっかり春物の軽やかな服がディスプレーされていますが、寒い中見ているとよけいにからだがブルルッと震えてしまいます。
そんな時、行くべし!なのは街の和菓子屋さん。ちょうど今の時期は春に向けた、かわいらしい色合いのお菓子が並びはじめ、見ているだけでからだは雪解け状態になります。同じお菓子でもケーキ屋さんでは、こうはならないのが不思議。和菓子は自然の景色や植物を表して季節をほんの少しだけ先取りしているからでしょうか。ケーキも旬の素材を使ったものが多いので、そういうところもあるとは思いますが、和菓子ほどではないような気がします。
今日、東京・青山で立ち寄ったのは“桃林堂”さん。「小鯛焼」で有名なお店です。仕事場への差し入れや手土産でこの「小鯛焼」は何度か頂いたことはあったのですが、実はお店に入ったことは無かったのです。表参道の交差点というあまりにもわかりやすいところにあるにもかかわらず・・・。きっかけは、あるスタイリストさんから頂いた「五智果」という果物や野菜を砂糖漬けにしたお菓子。手のひらに乗る小さい包みのお菓子なのに、包装紙の色や題字にキューンときてしまいました。可愛い過ぎないところが良いのです。それからお店に行くようになったのですが、最近良く買うのは棹もの。生菓子と同じく、こちらも季節ごとに少しずつ商品が変わります。店内のお菓子をひととおり見てからだをほぐした?後で、本日のお買い物。「寿菓」と「まんさく」です。

“桃林堂”さんで買い物する楽しみは他にも・・・。包装紙の下の桃模様の掛け紙が好きなんです。きれいに剥がして何枚かとってあるくらいです。こちらのお店では包装にテープを使わないので、コレクター?にとってはありがたい・・・。
生菓子と同様の美しさと季節感がありながら、日持ちがきく“桃林堂”の棹もの。それぞれの掛け紙も凝っていて、包装を解くところから、季節を楽しむことが出来ます。

