web-precious コラム

孝美的買い物指南「暮らしにひとつ、私のお気に入り」

本誌連載記事「日々是こころは休日」での飾らない、でもセンス溢れる暮らしぶりが大好評の松本孝美さん。このホームページの連載では、毎月手に入れた小物や食材など「お気に入りのお買い物」を公開!第16回目は紅玉りんごのジャムです。

撮影・文/松本孝美 Vol.16 紅玉りんごのジャム

津軽
紅玉
淡いピンクに仕上がります
自然で優しい色合い

 今年もりんごの季節がやって来ました。プレシャス本誌の連載にも登場しましたが、秋から冬にかけては紅玉りんごのジャムをせっせと作ります。 今までは、なるべく低、減農薬でノーワックスというのを探して作っていたのですが、なんと今年は農薬と肥料を一切使わない完全自然栽培農法で作ったりんごを販売するサイト見つけました。早速発売中の“津軽”を買い、皮ごと丸かじりで食べてみたら今まで感じたことの無い清涼感があるすごく美味しいりんごだったのです。そして“津軽”の次に出る“紅玉”の販売を今か今かと待ちわびていたら・・・。
 このサイト、発売日を公表せずその日が近づくと発売開始時間だけを予告するので、家にいる場合は毎日その時間になるとチェックしなければならないのです。チェックし始めて三日目、その日はプレシャス新年号の撮影日。なんだかイヤな予感がしていたのですが家に帰って見てみたら、案の定“紅玉”発売日でした。そして完売していました。しかも発売開始1時間半で・・・。毎年待ちわびている人がたくさんいるんだろうなぁ。
 完全無農薬でりんごを栽培するのは大変難しいことなのだそうです。この生産者は10年近い無収穫の時期を経て現在は通常栽培の80%の収穫量を達成されているそうです。
送られてきた“津軽”の箱には、
『私は山の土、雑草、木の生態を参考にして自然の姿により近づけ、りんごの樹が生育しやすい環境づくりに奉仕しているだけです』
と書かれた挨拶状が添えられています。大変な困難があったにもにもかかわらず、このように自然に対して謙虚な姿勢でいらっしゃることが、大地にとっても樹にとっても一番大きなパワーとなり恵みとなるのかも知れません。

 で、今年のりんごジャムですが・・・。
減農薬でワックスをかけていない“紅玉“を使いました。丁寧に洗って、剥いた皮も出汁用の袋に入れて加えたらきれいな淡いピンクに仕上がりました。低・減農薬紅玉も早々に売り切れてしまうので、次に作るのは皮を加えない黄色のジャムになります。

 さて、完全自然栽培農法のりんご。今のところ“ジョナゴールド”の販売予告があって10日ほど経過しています。家に居ると今日こそは!とチェックするのですが、いまだ発売せず。りんごと生産者の「よし!」の声がまだかからないのでしょうか。

 


小学館のプライバシーステートメント ◆ Privacy pollicy

©Shogakukan Inc. 2009 All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.
掲載の記事・写真・イラスト等のすべてのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。