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孝美的買い物指南「暮らしにひとつ、私のお気に入り」

本誌連載記事「日々是こころは休日」での飾らない、でもセンス溢れる暮らしぶりが大好評の松本孝美さん。このホームページの連載では、毎月手に入れた小物や食材など「お気に入りのお買い物」を公開!第13回目は和久傳の「すっぽんの煮こごり」です。

撮影・文/松本孝美Vol.13 和久傳の「すっぽんの煮こごり」

  今月買ったのは、和久傳の「すっぽんの煮こごり」レトルトパック。以前は蓋付きのガラス容器に入ったタイプしか売られていなかったように思うのですが、最近友人にこのレトルトパックの存在を教えてもらいました。きれいなガラス容器に入った「すっぽんの煮こごり」は贈答用には良かったのですが、自宅用にするにはもったいなくてなかなか手が出なかったのです。パックになったおかげで賞味期限が格段に長くなったこともあり、奮発して4パック買ってきました。

 約半日、冷蔵庫で冷やしてグラスに移しました。これが1パックに入っている量です。三つ葉をかざり、細かく刻んだ生姜を添えています。常温では液状ですが冷やすと固まり「煮こごり」になるので、先に彩りの良い野菜や茹で海老などをグラスに入れてその上に注いで冷やせば、見た目も美しくなり更にご馳走になりそうです! 薄味ですが、ほんの少し味にクセがあるので、生姜や白ねぎ、あさつきなどの薬味は欠かせません。薬味好きとしては何種類か用意して欲張りに楽しみたいです。
 説明書には、「煮こごり」としていただく他に、温めてすっぽん雑炊や、すっぽんにゅうめんもおすすめとあります。寒い時期には、うどんすきなどの鍋の出汁に1〜2パック足しても美味しいと思います。一番試してみたいのが、豆乳鍋。「すっぽんの煮こごり」スープを足した出汁で食べる湯葉は美味しそう!!

 まだまだ暑いので豆乳鍋は先の楽しみにとっておくとして、その代わりに冷奴にまわしかけてみました。よく水を切った豆腐を器にのせ、常温の「すっぽんの煮こごり」を適量まわしかけます。器ごと冷蔵庫にいれて冷やすと煮こごりが固まり豆腐と一緒に食べやすくなります。あさつきと生姜でまずひとくち。やっぱり豆腐と合います! この組み合わせで充分美味しいのですが、薄味でちょっと物足りないと感じた場合は上等な塩をほんの少しかけると良いかも・・・。
 すっぽん自体身近な食材ではないだけに、いただく機会も滅多に無いですが、このように「煮こごり」がレトルトパックになっていると家でも貴重な味が楽しめて嬉しいし、しかも滋養、美容どちらにも良いのでストックしておくのに便利です。 
 最後にもうひとつ、とっておきの使い方。母が大阪・錦戸の「まつのはこんぶ」にならい、出汁をとったあとの昆布を再利用して塩こんぶを作る際にこの「煮こごり」を出汁に加えてみたところ、とても美味しく仕上がったとか。わたしも近いうち作ってみようと思っているので、1パックは塩こんぶ用にストックしておきます。

 


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