本誌連載記事「日々是こころは休日」での飾らない、でもセンス溢れる暮らしぶりが大好評の松本孝美さん。このホームページの連載では、毎月手に入れた小物や食材など「お気に入りのお買い物」を公開! 第3回目は「庵月」の栗蒸し羊羹です。
撮影・文/松本孝美Vol.03 「庵月(あんげつ)」の栗蒸し羊羹
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毎年秋になると取り寄せるのが、大阪『庵月』の栗蒸し羊羹です。子供の頃から慣れ親しんだ味で栗蒸し羊羹=『庵月』という図式がわたしの中で成立してしまっているのです。
中に入っている栗の甘露煮が甘すぎず、あっさりと食べられるのが長年ファンを続けている理由かな? それから大阪・周防町筋のお店でもらう筆書きの立派な領収書(現在も続いているかは不明です)のファンでもあります。
東京で暮らすようになってからは、販売開始の案内が届くのを首を長くして待っていたわけですが、数年前から三越の銀座店、恵比寿店などの諸国銘菓のコーナーで買えるようになりました。ただし、半竿サイズのみの販売です。美味しくて、ついつい食べ過ぎてしまうので、半竿サイズを少しずつ切って食べるのがちょうどいいんですけどね・・・。
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今年も、もうそろそろかな?と三越に行ってみたら入荷していたので早速購入。 三つ買って、ひとつはすぐに知人宅にお土産として持って行き、さあ今夜にでも今年の初栗蒸し羊羹を食べよう!と考えているところに「白小豆(しろしょうず)の栗蒸し羊羹が出てるけど送ろうか?」と大阪にいる母から嬉しい電話が! もちろん送ってもらいましたとも。
大阪から届くのを待ち、二種類揃ったところで開封しました。従来の栗蒸し羊羹は小さめのかごトレイに秋らしく銀杏の敷紙を敷き、鳥獣戯画の湯のみ茶碗と共にのせてみました。白小豆の方は、骨董の塗りのお盆に小豆色(小豆つながりではないですが、この色が一番しっくりきました)の角皿、上海土産にもらった唐子(からこ)柄の湯のみ茶碗をコーディネート。素朴なお菓子(お値段は高級ですが)なので器は温かみのある素材や色が合うようです。 ・・・でも、少し洋風にアレンジできないかなと考えて出してきたのが白いトレイ。
サイコロ状に切って並べたら・・・、チョコレートのように見えませんか? お腹一杯でちょっとだけデザートなんて時にいいかも。お客様仕様ですね。このお皿は『日々是こころは休日』の連載第一回目でも使用している、“アスティエ ド ヴィラット”というフランスのメーカーのものです。その際も和菓子を置いたと記憶しているので、このお皿よほど和菓子と相性が合うのでしょう。
デジカメ撮影も無事済んだことだし、いよいよこの秋初の栗蒸し羊羹いただきます!



