本誌連載記事「日々是こころは休日」での飾らない、でもセンス溢れる暮らしぶりが大好評の松本孝美さん。このホームページの連載では、毎月手に入れた小物や食材など「お気に入りのお買い物」を公開!第17回目は“エディション ドゥ パルファム フレデリック・マル”の「地中海の白ユリ」です。
撮影・文/松本孝美 Vol.17 “エディション ドゥ パルファム フレデリック・マル”の「地中海の白ユリ」
![]() |
![]() |
![]() |
今までずーっと同じ香水を使っていて、新しい良い香りはないかな?と思っていたところに、ナイスタイミングに現れたのが今月紹介する“エディション ドゥ パルファム フレデリック・マル”の「地中海の白ユリ」です。友人へのプレゼントにと、香水を探していて偶然見つけました。
フレデリック・マルが選んだ9人の調香師によって作られる香りのブランドが、“エディション〜”。それぞれが1〜3つの香りを出していて、ものによってパルファム、オードパルファム、オードトワレ、オーデコロンと種類が違います。「冬の水」「通りすがり」「非凡なベチベル」「身を焦がすムスク」など個性的な名前がついています。ネーミングも調香師本人がつけるのでしょうか?というか、まずイメージして先にネーミングするのかな?どちらにしても詩人ですね。私が買った「地中海の白ユリ」はオードパルファムでエデゥアール・フレシェという男性の作。説明には、『ユリの花冠から立ち昇る甘美でスパイシーな香りと地中海の波しぶきが交じり合う』とあります。私の感想は瑞々しい空気のなかに咲く野生のユリの香り・・・といった感じでしょうか。甘いけど、野生の匂い?もするんです。
この野生の匂い?というのが、私の中でのツボですね・・・たぶん。オールドローズを鉢で育てていますが、これもつぼみが解れてくると甘いんだけど、野生の匂いというか生っぽい匂いが混じる、この感じが好きなんです。上手く伝えられませんが・・・。あと香りで好きなのはくちなし、すいかずら、沈丁花。風に乗って漂ってくるのは良い香りなのに、至近距離だと脳に直結?して酔ってしまうタイプですね。ずーっと使っている定番が、くちなしの香りで“サンタマリア・ノヴェッラ”の「ガーデニア」です。日本のくちなしとは少し違い甘いけどフレッシュさもある香りです。くちなしって梅雨時に咲く花なので香りは湿った空気に乗ってくるのですが、香水に関しては冬のきりっとした空気の方が合うと思うんですけど、どうでしょう?そういえば「地中海の白ユリ」の香りも冬に合いそうです。
定番の「ガーデニア」、きものを着たときに付けてみたらなかなか良い感じ。和装、洋装で付けかえるのも楽しいですね。
この冬は「地中海の白ユリ」と「ガーデニア」を使い分けてみます。香りは気分の切り替えにも効果的ですしね!風に乗って漂ってきた香り・・・目指して付けてみます。
最後にもうひとつ。20年近く前に買って未だ未開封の“ジャン・パトゥ”「1000(ミル)」。1000種類もの天然香料が使われていると知り、憧れて買ったもののずっと使えないままです。そのくせ、グリーンの壜に入った7mlタイプも欲しいんですよね・・・。なぜか強く惹かれる香水です。



